7月 16 2009
湘南の由来
「湘南」とは、もともと中国の湖南省を流れる湘江の南部のことで、かつては長沙国湘南県が存在し、中世には禅宗のメッカとなった。
日本における「湘南」も禅宗の流入に伴って広まったと考えられ、「禅宗」を保護した鎌倉幕府の北条得宗家が居し、国内初の禅寺「建長寺」や「円覚寺」を擁した鎌倉周辺の地域が中国の「湘南」にちなんで名付けられたといわれる。
実際に、円覚寺の僧夢窓疎石の周辺には「湘南」を冠する人物・建築が散見される。
また、1664年ごろ、室町時代に中国大陸から日本に移住した中国人の子孫が小田原に居してういろう商人となり(崇雪という人物)、自ら創設した大磯の鴫立庵に建てた石碑に「著盡湘南清絶地」と刻んだものが、現在の神奈川県周辺域における呼称の起源ともいわれる。
この石碑は複製品が作られて鴫立庵の庭にあり、本物は大磯町が管理している。
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